「私は常にカウンセリングを支持していて、心理カウンセラーに助言を求めることを弱さだと思ったことはない。なぜなら、それは自分の個性を育み、自身を成長させ、自身を理解するのに役立つためだ。
私は苦しい状況の時、助けを求めることを厭わない。私は自分のキャリアの中でスランプに陥った時、スポーツ心理カウンセラーの元へ通い始めた。カウンセラーは私を落ち着かせ、自信を持たせてくれた。でも、どんな場合でも、自分のために自分で何かを決められないうちは、それは意味がない。心理カウンセリングでは、ある短い期間はよくなるが、総体的には自分で考え、自分でしかるべき手だてを打たなければならない。
アレクセイ・ニコラエヴィチ・ミーシン(彼女のトレーナー)は、私のことを本当にとてもよく理解している。私は子どもの頃から彼の指導を受けてきた。私が自分で自分を理解できなくても、彼は何をすべきか正しく感じとることがあった。こうした背景の中で私は運が良かったし、過渡的年齢や自分の人生の危機的な時期をノイローゼなしに過ごせたことに私は満足している」とトゥクタミシェワは話した。
トゥクタミシェワはまた、心理カウンセラーに赴くことは弱さの表れではなく、むしろ人間の成熟した思考の兆しであると付け足した。