6日に行われた男子シングルスの4回戦でブレークを喫してイライラが募ったジョコビッチは背後の壁に向けてボールを打ち、そのボールが線審の女性の喉元に直撃した。これが危険行為とみなされ、世界ランキング1位の ジョコビッチは失格処分となった。
ジョコビッチはインスタグラムに「このすべての状況に悲しんでおり、むなしく感じている。線審の体調を確認したが、情報によると彼女は大丈夫なようだ。よかった。(中略)彼女にこのようなストレスを与えてしまったことを非常に申し訳なく思っている。意図的ではなかった」とコメントした。
ジョコビッチは、今回の出来事から人間として成長、進化するための「人生の大事な教訓」を学びとると強調した。
またジョコビッチは、全米オープンの主催者に謝罪し、応援してくれたファンや家族などに感謝の気持ちを表した。
先に、失格となったジョコビッチは、今大会で獲得したすべてのポイントを失い、獲得賞金の没収に加えて罰金も課されることがわかった。
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