兵庫県三田市では、8月下旬に中型自動運転バスの実証実験が行なわれ、地域住民ら1476人が試乗した。アンケートでは、発進やハンドル操作は高評価だったが、ブレーキ操作に対し不満の声が寄せられた。運行した神姫バスなどは見えてきた課題を整理し、実用化を進めるという。
どちらのバスも料金の支払いで顔認証システムが導入された。このシステムにより乗車の際の支払い手続きが省略される。
経済産業省はこうした自動運転プロジェクトを進めており、今年中に全国5ヶ所で実証試験が行なわれる。
公共交通機関が「顔パス」となるのは、それほど遠い未来の話ではないかもしれない。