男性の話ではヴァイオリンは元々叔父の持ち物で、叔父は生前、ボリショイ劇場に出向いて、楽器が本物かどうか、鑑定してもらおうとしたことがあった。
鑑定した専門家らは当時、この楽器はストラディバリの工房で彼の弟子によって1690年頃に製作されたものだと断定した。その際に同じような楽器は世界に20~30挺しか存在していないと言われていた。
発見した男性は、楽器が理想的な保存状態にはなく、弦も張られてなければ、糸巻のペグも1か所足りていないため、修復のために近く工房に預けると語っている。
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