画像はあまりにも巨大なため、これをフルサイズで映し出そうとした場合、超4K解像度のテレビが378台必要。解像度は25キロ離れた場所からゴルフボールが見えるほど高い。
SLAC国立加速器研究所の開発したカメラは2020年1月に組み立てが終了した。開発者らはこれにより天文物理学的な観察のレベルを前代未聞な高さにまで引き上げることができると太鼓判を押している。
カメラはチリの大型シノプティック・サーベイ望遠鏡に設置される。
カメラは、今後10年間にわたって、南半球全体のパノラマ映像を撮影し、取得されたデータは、「時空間レガシーサーベイ」に送られる。なおこの観測計画「時空間レガシーサーベイ」ではおよそ200億個の銀河が観測される予定となっている。