安倍首相の後任選びとなる自民党総裁選に向け、毎日新聞は社会調査研究センターと共同で18歳以上を対象に全国世論調査を実施。「あなたが投票できるとしたら誰に投票するか」と尋ねられた回答者のうち、菅義偉官房長官と答えたのは44%、石破茂氏は36%、岸田文雄氏は9%だった。
次の首相に期待するのは安倍政権からの継続性から、あるいは政策や政治姿勢の変化かとの質問には過半数の55%が「変化を期待する」と答え、「継続性を期待する」は33%、「どちらとも言えない」は11%だったという。
また第2次安倍政権が発足した2012年12月と比較し自身の暮らしがどうなったかについては、「良くなった」23%、「悪くなった」24%、「変わらない」52%だった。
その他、政策への評価については、新型コロナ対策は「評価する」29%、「評価しない」47%、経済は「評価する」45%、「評価しない」35%、社会保障は「評価する」29%、「評価しない」41%などの回答が得られた。
これより前、朝日新聞と共同通信も同様の世論調査を行っている。9月2日に行われた朝日新聞の調査では「誰が次期首相に相応しいか」に回答者38%が菅官房長官と答えた。石破氏は25%、岸田氏は5%。共同通信の調査では石破氏がトップだった。