ホプキンズ大学によると、感染者数は累計2817万4590人、死者90万9672人、治癒者は1884万9981人。感染件数が最も多いのは米コックの639万7227人。次いでインド(456万2414人)とブラジル(423万8436人)。ロシアは連邦コロナウイルス対策本部の調べで、感染者は累計105万1874人、死者は1万8365人。
一方、世界では感染経験者の多くが頭痛や心臓の痛みなどの健康問題、記憶障害や疲労が増すなどの問題に長く悩まされている。米国のブロガーの間では感染経験者は「長距離トラック運転手」と呼ばれるなど、「ウイルス後」の症状をどう治療すればいいか医師も理解できかねているようだ。
医師は、感染経験者に起きている症状は再入院には不十分であり、コロナウイルスの影響が長引く理由も治療法も分からないという。ある仮説によると、ウイルスは体内に何らかの形で残り、常に問題を誘発するという。また違う仮説では、コロナウイルスにより深刻な感染症が終わった後でも免疫システムが全力で機能するとも言われている。現時点ではどの説が正しいのかは不明であり、数日で完治する患者もいれば、数カ月も長引く患者がいるか、その理由も解明されていない。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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