欧州理事会は11日、「本決定は翌日(12日)、『欧州連合官報』に発表された後に発効する」とする声明をあらわした。
欧州理事会は「ウクライナの領土保全、主権、独立に違反ないしはこれを脅かす」個人、法人に対する制裁をさらに6か月延長することを決定した。制裁の内容は175人の個人および44の法人に対する制限で、EU圏への入国禁止および資本の凍結で、延長期間は2021年3月15日まで。
欧州理事会は書面の回覧によりこの決定を採択した。
EUはウクライナ情勢に関する独自の対露制裁を2014年3月17日に初めて発動している。