この102.39カラットのダイヤモンドは、カナダのオンタリオ州で2018年に271カラットのダイヤモンド原石として採掘された。カットと研磨されたこのダイヤはカット・色合い・透明度で全て最高ランクを獲得した。
さらにこのダイヤモンドは最高等級である「Dカラー」に分類され、ダイヤ内部も外部も「完璧」に美しいものだという。Dカラーのダイヤは化学的にも純粋で透明度が高く、窒素をほとんど含んでいない。
An exceptionally rare 102.39-carat diamond may become one of the most expensive stones ever to sell at auction when it goes under the hammer in Hong Kong next month. https://t.co/G8P7tIFU99
— CNN International (@cnni) September 11, 2020
サザビーズによると、今までにオークションに出品された100カラット超えのDカラーのダイヤモンドは7個だけ。同社は今回見積価格の発表を行っていないが、同程度の品質と大きさのダイヤモンドは、過去に1200万ドル(約12億7400万円)から3000万ドル(約31億8400万円)で取引されている。
入札は9月15日からオンラインで行われ、オークションは10月に香港で開催される。またこのダイヤは、北京、上海、ニューヨーク、台北で開催される予約制の内覧会にも出品される。