先にCNNテレビは森林火災による死者が29人にまで拡大したと報じていた。ウォールストリートジャーナル紙によれば、8月中旬から発生したカリフォルニア州の火災ではこれまで22人の死亡が確認されたほか、オレゴン州では10人が死亡、ワシントン州では1人が死亡した。
Fire Tornadoes in California
— StanceGrounded (@_SJPeace_) September 12, 2020
May God have mercy on the people of California 🥺🙏🏽
CLIMATE CHANGE IS REAL❗❗❗ pic.twitter.com/mVwrC7bKaT
全米省庁合同火災センター(NIFC)によると、これまでに西海岸では少なくとも94件の火災が発生した。
火災は合わせて1860万ヘクタールに達している。森林火災にはすでに3万人以上の消防士が動員されている。
11日の記者会見でオレゴン州のブラウン州知事は現時点で数十人が行方不明となっていることを明らかにした。同州では人口のおよそ1割以上に相当する約50万人が避難しており、ブラウン州知事はこの森林火災について、前代未聞の規模と語っている。
8月16日にはカリフォルニア州デスバレーで54.5℃の気温が確認された。米西海岸の急激な熱波が原因とみられており、州としては過去最高気温として記録された。