この中で、トランプ大統領は、マスコミの報道によれば、イランはテロ集団のリーダーであるソレイマニ司令官の殺害の復讐として、米国人の殺害あるいはその他の攻撃を準備している可能性があるとされているが、イラン側から米国に対して攻撃が行われた場合、それがいかなる形のものであろうと米国はその報復措置を取るとし、その規模は1000倍以上のものになると付け加えた。
According to press reports, Iran may be planning an assassination, or other attack, against the United States in retaliation for the killing of terrorist leader Soleimani, which was carried out for his planning a future attack, murdering U.S. Troops, and the death & suffering...
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) September 15, 2020
先に米財務省は、米国が対イラン制裁リストに3人の個人と11の法人を新たに加えたことを明らかにしていた。
これより前、米国のマイク・ポンペオ国務長官は、米国がグリニッジ標準時の9月20日にイランに対する制裁を再開すると発表していた。
ソレイマニ司令官の死亡
特殊部隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官は2日夜、イラクの首都バグダッドの空港で米国の空爆によって殺害された。ソレイマニ司令官と共にイラクのイスラム教シーア派組織「人民動員隊(Hashed al- Shaabi)」の司令官数人も死亡した。
米国防総省は、バグダッドの空港への攻撃はトランプ米大統領の承認を得ていたと発表した。米国はソレイマニ司令官について、在イラク米大使館やイラクにある有志連合の基地への襲撃に関与していたと考えている。 イランのザリフ外相は、ソレイマニ司令官殺害は「国際テロ行為だ」と指摘していた。