先にエジプト当局は、サッカラの発掘現場で棺13基が発見され、その後、さらに14基が発見されたと発表した。
現場では発掘作業が続けられており、考古学者らは11メートルの深さで調査を行っている。専門家らは今回の発見について、この種のもので最大だと指摘している。
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カイロ南方約30キロに位置するサッカラは、3000年前に墓地として使用され、古代エジプトの首都メンフィスの主要なネクロポリス(埋葬地)だった。サッカラには、エジプト第1王朝から第6王朝のファラオたちのピラミッドや霊廟がある。また現存する最古の石造建築物である第3王朝のファラオ、ジェセル王のピラミッドもここにある。
© 写真 : Ministry of Tourism and Antiquities2500年以上前の木棺
2500年以上前の木棺
サッカラは現在、ユネスコの世界遺産に登録されている。
サッカラではありとあらゆる遺物が見つかっており、昨年はライオンらしき動物のミイラが見つかった。
エジプト考古省は今回見つかった棺について、埋葬後に開けられたことはなかったと指摘している。
現場では棺の他、鮮やかに装飾された遺物も発見されたという。
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