国際ダークスカイ協会(IDA)は、世界の天文学者を中心に光害(ひかりがい)に関する問題に積極的に取り組み、暗く美しい夜空の保護活動を行うNPO団体。1988年に米国設立され、現在では東京を含め世界18ヵ国に支部を持つ。
同協会が2001年から実施しているダークスカイプレイス・プログラムで認定されるのが「星空保護区」だ。星空保護区に認定されるには、夜空の暗さや星の美しさは勿論、屋外照明に厳しい基準が設けられているほか、地域での光害に関する積極的な啓蒙活動などが求められる。
現在認定されている場所は世界で130カ所。その中から10カ所をスプートニクでご紹介します。

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イタリア北西部、アオスタ渓谷のサン・バルテルミー天文台から見える星空

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© 写真 : Joshua Earle / Unsplash
英ウェールズ北西部にあるスノードニア国立公園から見える星空

スペイン北西部アラゴン州テルエル県の村、アルバラシンから見える星空

台湾の南投県・花蓮県にまたがる合歓山から見える天の川

ポルトガル南部、アルケヴァ地方で見られる星空

地中海西部、バレアレス海に浮かぶメノルカ島から見える星空

イスラエル南部のネゲブ砂漠にある窪地、ラモン・クレーターから見える天の川

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© Depositphotos.com / Jkraft5
コロンビア南西部、ウイラ県にあるタタコア砂漠から見える星空

米アリゾナ州北東部にある化石の森国立公園から見える星空

米モンタナ州北部にあるグレイシャー国立公園から見える天の川
