中国、2060年までに二酸化炭素排出量ゼロへ

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中国の習近平国家主席は第75回国連総会の演説で、中国は2060年までにカーボン・ニュートラルを達成すると述べた。BBCが報じた。

「カーボン・ニュートラル」とは、二酸化炭素の排出をゼロにすること。習主席は国連総会の演説で、中国は気候変動に関するパリ協定の下での自国の義務を強化し、40年以内に中国国内における二酸化炭素の排出量実質ゼロを達成すると強調した。

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習主席は「二酸化炭素排出量のピークは2030年までだ。その後、排出量は着実に減少し、2060年までに『カーボン・ニュートラル』に到達する。我々はすべての国に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック以降の時代における世界経済の『グリーン』な復興(緑の復興)を呼びかける。コロナウイルスは環境を保全し、地球をすべての人にとってより良い場所にするために人類はグリーン革命を実施し、より速く前進しなければならないことに注意を促している。人類は繰り返される自然の警告をこれ以上無視することはできない」と述べた。

現在、中国は米国と並んで世界最大の二酸化炭素排出国となっている。

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