ペルーの噴火 火山灰による健康被害が懸念を呼ぶ

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ペルー南部ではサバンカヤ火山の噴火により、およそ20キロにわたって火山灰が拡散しており、環境被害や人体への影響が懸念されている。チリ地球物理学研究所がツイッターへの投稿で市民に警戒を呼びかけている。

チリ地球物理学研究所は衛星写真や火山近くに設置された観測カメラの映像をもとに、サバンカヤ火山が巻き上げた火山灰は火口から西と南西に拡散し、居住区でも降灰が確認されたとしている。

​研究者らによれば、火山灰は火口から20キロの距離でも確認されたという。火山灰により環境破壊や人体への影響があるとして、チリ地球物理学研究所は市民に対しゴーグルとマスクの着用を呼びかけている。

​サバンカヤ火山の標高は5967メートル、1986年に火山活動が活発化し、1990年には大噴火を起こしている。

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