アゼルバイジャン国防省は27日、アルメニア軍がナゴルノ・カラバフの接触ラインの集落に発砲したと発表した。同国防省によると、民間人の死者が出たという。
一方、アルメニア国防省によると、ナゴルノ・カラバフはアゼルバイジャンによる「空爆とミサイル攻撃を受け」、アルメニア軍がアゼルバイジャンの軍用ヘリコプター2機とドローン3機を撃墜したという。
ナゴルノ・カラバフ紛争
紛争はナゴルノ・カラバフ自治州がアゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国からの離脱を宣言した1988年2月に始まった。1992年から1994年の武力衝突でアゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフ及び隣接する7つの地域の支配権を失った。
アゼルバイジャンは領土保全を主張しているが、未承認国家ナゴルノ・カラバフは交渉当事者ではないためアルメニアがナゴルノ・カラバフの利益を擁護している。
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