三笠宮妃百合子殿下は24日、東京の聖路加国際病院で定期健診を受けたところ、軽度の肺炎と診断され、そのまま入院されていた。
心不全の診断を受け、当初1週間の予定だった入院措置は、2~3週間に延長されることとなった。また、肺炎に伴い実施された新型コロナウイルス検査では陰性だったという。
百合子妃殿下は、食欲もあり落ち着いた様子で病院で過ごされているものの、投薬治療で体内に水分が溜まっており、その水分を排出しながらリハビリに取り組むという。
三笠宮妃百合子殿下は、日本の皇室最高齢の97歳。日本経済新聞によると、1995年には狭心症などの症状が認められたことから心臓にペースメーカーを埋め込み、以後5、6年に1度、ペースメーカーの交換手術を受けている。