これによりJALは今後、「オール・パッセンジャーズ(全ての乗客の皆さま)」や「エブリワン」などの表現でアナウンスを行なっていく。
広島修道大学の川口和也教授はBBCの取材に対し、英語のアナウンス変更は日本ではあまり気づかれないので、ほとんどの人が気にしていないことだと前置きした上で、日本でも有数のLGBTを支援する企業として、JALの努力は評価されるべきだと述べている。
JALは性別や人種、障害の有無など、多様な人材が活躍するダイバーシティ(多様性)経営を進めている。また、JALが定めている同性パートナー登録を行なった社員とそのパートナーと家族にも、社員の配偶者や家族に適用する制度を同様に利用できる環境を整えている。
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