「ルール・ブレーカーズ(Rule breakers)」 と名付けられた制服は、タイのデザイナーであるTin Tunsopon氏(23)が日本のランジェリーブランド「ワコール」と共同でプロデュースしたもの。裾がドレスのように波打つスカートやフリル袖、男子生徒のショートパンツなど、名前の通り従来の制服から大きく逸脱したデザインが特徴的だ。
Tin氏によると、この制服は自分を表現し、自信を持って行動することを恐れない現代の若者をイメージしたものだという。若者や学生主導の民主化運動が続く同国で、Tin氏は彼らの唱える「古いルール」の象徴ともいえる制服を変えることでこの運動をサポートしようと考えた。
Tin氏はロイター通信の取材で、「制服を一新し、様々なデザインを施すことによって、私たちがもはや伝統的な制服にとらわれるべきではないということが分かるでしょう」「若者がもっとクリエイティブになれるようサポートしていきたい」と語っている。
© REUTERS / Wacoal X Post-ThesisタイのデザイナーTinTunsopon氏が手掛けた制服を着るモデル
タイのデザイナーTinTunsopon氏が手掛けた制服を着るモデル
© REUTERS / Wacoal X Post-ThesisタイのデザイナーTinTunsopon氏が手掛けた制服を着るモデル
タイのデザイナーTinTunsopon氏が手掛けた制服を着るモデル
© REUTERS / Wacoal X Post-ThesisタイのデザイナーTinTunsopon氏が手掛けた制服を着るモデル
タイのデザイナーTinTunsopon氏が手掛けた制服を着るモデル
© REUTERS / Post-ThesisタイのデザイナーTinTunsopon氏が手掛けた制服を着て並ぶモデル
タイのデザイナーTinTunsopon氏が手掛けた制服を着て並ぶモデル