「データ中継衛星」は人工衛星が観測したデータなどを地上基地局に中継するための衛星で、約15年運用されてきた「こだま」の後継機となる。内閣衛星情報センターと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する計画。
関係者によると、「データ中継衛星」を載せたH2Aロケット43号機が来月29日も種子島宇宙センターから打上げられる予定だという。
「データ中継衛星」は赤道上空の高度3万キロ余りの静止軌道に投入され、日本の上空にない人工衛星のデータを大容量で受信する実証実験が行われる。これに加え、安全保障などに関する政府の情報収集衛星データも中継する。
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