EUIPOのウェブサイトによると、この申請は現在審査中でまだ承認されていない。
今回の商標申請は、欧州中央銀行(ECB)のデジタル通貨「デジタル・ユーロ」分野における準備作業として行われた。クリスティーヌ・ラガルド総裁は9月中旬、デジタル通貨の今後の展開や発行に関する議論を行うと発表していた。
さらにラガルド総裁は、デジタル・ユーロが発行されれば、ユーロ圏内の居住者は同通貨で小売決済などが利用できる可能性があると述べている。現時点では発行に関する決定はまだ出てないが、ECBは引き続き検討を行っていくという。
関連記事