ディクソン氏は「トランプ氏にとってリスクの最も重要な要因は、自明の通り、彼の年齢と肥満」と指摘している。
ディクソン氏によれば、トランプ氏はコロナを完治しても、後でより深刻な症状が表れるケースもあり、「通常、最初の1週間で現れる症状は極些細なものだが、2週目になると肺炎を発症するか、しないかがはっきりする。」
キャンベラの病院の感染症医ピーター・コリニョン教授もまた、「トランプ氏の状態は5〜7日で悪化する可能性が高い」と懸念を表している。
とはいえ、トランプ氏の前にもコロナに罹患した首脳は複数存在する。英国のボリス・ジョンソン首相、ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領、ホンジュラスのフアン・オルランド・エルナンデス大統領も同じ苦しみを味わっており、モナコ公アルベール2世、グアテマラのアレハンドロ・ジャマティ大統領、ボリビアのヘアニネ・アニェス暫定大統領も陽性反応が示されている。
2日、トランプ大統領は自身と夫人が新型コロナウイルスに感染していることをツイッターで明かした。
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