名頃集落へ入ると目に入ってくるのは、畑で農作業をしているかかしやバス停でバスを待つかかし、畑仕事に精を打つかかし。さらには廃校となった小学校で勉強する子どものかかしの姿まで見ることが出来る。遠目から見たら人間かと見間違うような出来栄えだ。
このかかしを作っているのは村民の綾野月美さん。きっかけは、畑仕事をする傍ら、趣味の人形づくりを応用して野鳥除けのかかしを作ったことだという。
名頃集落は日本国内のメディアで取り上げられたことで観光客が増加。今では町おこしの一端を担っている。また、海外のブロガーが訪れたことでSNSを通じて海外でも人気が広がり、注目の秘境スポットとなっている。