トランプ大統領はビデオメッセージの中で、「ここに来たときは体調が悪かったが、今は良くなった……もうすぐ戻ろうと思う、選挙活動を最後までやり遂げたくて仕方がない」と発言した。トランプ大統領はネクタイをしておらず、星条旗を前に座ったままカメラに語り掛けた。
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) October 3, 2020
トランプ大統領の主治医を務めるショーン・コンリー氏は大統領の体調について、「問題が完全に解放されたわけではないとはいえ、対応にあたっているチームは慎重ながらも前向きな見方を示している」と語った。
コンリー氏によれば、トランプ大統領は咳や倦怠感といった症状はあるものの、病院で職務にあたっており、自力での歩行に問題もないという。トランプ大統領は抗ウイルス薬「レムデシベビル」を服用し、血中の酸素濃度も高い水準にある。
先にトランプ大統領はツイッターへの投稿で、治療にあたっているウォルター・リード米軍医療センターの医療スタッフらを称賛し、「過去6か月の間でこの疫病との戦いでは大きな前進があった。彼らの助けもあって、体調は良くなっている!」と記した。
Doctors, Nurses and ALL at the GREAT Walter Reed Medical Center, and others from likewise incredible institutions who have joined them, are AMAZING!!!Tremendous progress has been made over the last 6 months in fighting this PLAGUE. With their help, I am feeling well!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) October 3, 2020
なお、ABCニュースが消息筋による証言をもとに報じたところによると、2日の時点でトランプ大統領は容態が悪化し、病院に入院するまで人工呼吸器を着用していたという。
2日、ドナルド・トランプ米大統領とメラニー夫人が新型コロナウイルスに感染していることが明らかになった。トランプ氏感染のニュースが報道されたことで、原油価格の下落が加速している。
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