ニコライ・パトルシェフ・ロシア連邦安全保障会議書記とロバート・オブライエン大統領補佐官は2日にジュネーヴで会談し、未承認国家「ナゴルノ・カラバフ共和国」の紛争調停に加え、テロ対策やサイバーセキュリティに関する諸問題を検討した。
オブライエン大統領補佐官はCBSテレビの番組に出演した中で、「ロシア側は我々の選挙に干渉しないことが義務付けられた」ことを明らかにした。米国はロシア側の確約について、「信ぜよ、されど確認せよ」の原則で対処するという。会談の中でオブライエン大統領補佐官はロシア側に対し、大統領選への干渉は「何があろうと容赦しない」と発言した。
ロシアや中国をはじめとする国々がトランプ大統領の新型コロナウイルス感染を利用して何かしらの干渉を行うのではないか、と番組の中で質問を受けると、オブライエン大統領補佐官はこれに対し、「我々の相手国は米国政府の安定性を理解している」と答えた。
関連ニュース