加藤官房長官は自由で開かれたインド太平洋のビジョンは、 ポストコロナの世界において重要性を増しており、 その実現に向けより多くの国々との連携が広まることを期待すると も述べた。また、中国の外洋進出が進むなかで、 今回の会議へ何を期待するかとの質問に対し、加藤官房長官は4カ 国会合は特定の国を念頭に置いたものではないとの考えを明らかに した。
4日、米国のマイク・ポンペオ国務長官は、外相会議の結果、重大な発表、重大な成果があることを期待すると述べ、具体的な言及は避けながらも、中国の脅威などに対して連携を目指す4カ国の外相会議の成果に強い期待を示した。
オーストラリアとインド、米国、日本による初の4カ国外相会談は昨年9月にニューヨークで開催がされた。2017年11月にはインド太平洋地域でもっとも重要な航海ルートの安全保障の新たな戦略の一環として4カ国が協議を行なっている。