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日本人ジャズピアニスト、中国人と間違えられてニューヨークで暴行を受ける
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9月27日、米国を拠点に活動する日本人ジャズピアニストの海野雅威さんが、ニューヨーク市の地下鉄構内で暴行を受けた。中国人と間違えられたという。海野さんは鎖骨を骨折するなど重傷を負い、演奏活動再開の見通しは立っていない。 2020年10月8日, Sputnik 日本
2020-10-08T20:32+0900
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日本人ジャズピアニスト、中国人と間違えられてニューヨークで暴行を受ける
2020年10月8日, 20:32 (更新: 2021年12月14日, 21:48) 9月27日、米国を拠点に活動する日本人ジャズピアニストの海野雅威さんが、ニューヨーク市の地下鉄構内で暴行を受けた。中国人と間違えられたという。海野さんは鎖骨を骨折するなど重傷を負い、演奏活動再開の見通しは立っていない。
海野さんは仕事を終えて帰宅する際、地下鉄の改札付近で若者グループに暴行された。8人ほどの少年少女が「中国人」と叫びながら海野さんを襲った。ネットメディアSora Newsが報じた。
目撃者の1人が救急車を呼び、海野さんは病院に搬送された。犯人は捕まっていない。
幸い命に別状はなかったものの、鎖骨を骨折した海野さんは現在ピアノを弾くことができない。すなわち、家族を養うためにお金を稼ぐことができないということだ。
今年6月に第1子が誕生し、海野さんは父親になったばかりだった。鎖骨を骨折し、全身あざだらけの海野さんは子どもを抱くこともできないという。
海野さんの友人で同僚のドラマー、ジェローム・ジェニングスさんが、人種差別の犠牲者となった海野さんを支援するためにGoFundMeキャンペーンを立ち上げた。海野さんの治療費や海野さんの家族がより安全な地域へ引っ越すために世界中から8万9611ドル(約950万円)の寄付が寄せられたという。