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世界銀行が新型コロナの影響を予想 この22年ではじめて世界の貧困層が急激に増加

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新型コロナウイルスのパンデミックとその影響による経済危機を背景に、この22年ではじめて世界の最貧困層に暮らす人々の数が2020年に増加する。世界銀行がこうした予想を発表した。

世界銀行の基準では、最貧困層とは毎日の収入が1.9ドル(201円)以下の状態をいう。世界銀行によれば、こうした状態にある人々の数は2020年に880万人から1億1500万人増加する。2021年に向けこれらの総数は1億5000万人に達する見込みだ。

パンデミック以前は、2020年の最貧困層の水準は世界の人口の7.9%まで低下すると予想されていた。現在ではアナリストらは、この数は9.1~9.4%まで増加すると予想している。

予想される貧困者数の増加は、アジアの金融危機が世界経済を襲った1998年以来もっとも多くなるとされる。


新型コロナウイルス

中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。

中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。

世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。

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