2018年2月にはじめて輸送用大型ロケット・ファルコンヘビーが宇宙に向け打ち上げられ、その際に自動車が搭載された。
The stage passed Mars's orbit a couple days earlier, about Oct 5.5, but Mars was further from it then (hadn't reached that part of its orbit). pic.twitter.com/mWUoUn0UO9
— Jonathan McDowell (@planet4589) October 7, 2020
自動車にはマネキン人形が乗せられ、太陽の周りの軌道に沿って移動する第2段ロケットに固定された。
I know many of you have an interest in the Falcon Heavy 001 second stage, which continues orbiting the Sun with a sports car bolted to its payload adapter. pic.twitter.com/Fr9UgafoyC
— Jonathan McDowell (@planet4589) October 7, 2020
マクダウェル氏は自身のツイッターで、計算では自動車は10月7日の9時25分（モスクワ時間）に火星から741万キロメートルの地点を通過したとコメントした。これはテスラ社のロードスターが火星に接近した最短距離となった。
マスク氏は以前、2050年までに火星に100万人を送り出すつもりだと語っている。スペースX社は再利用可能な輸送ロケット「スーパーヘビー」と宇宙船「スターシップ」からなる輸送システムを開発している。このシステムは火星に人工衛星や乗務員、貨物を届けることを可能にする。
