「私は絶対に平和的に政権を手渡したい。だが、理想を言えば、勝ちたいので政権を手渡したくない」と共和党を代表するトランプ氏は述べた。
その際、トランプ氏は民主党を非難した。討論の司会をするNBCのジャーナリスト、サバンナ・ガスリー氏が質問を浴びせると、トランプ氏は「あなたがたは平和的な政権の引き渡しについて話している!私は3年半に渡って民主党と戦ってきた」と苛立ったように言い放った。
以前、トランプ氏は、11月の米国大統領選挙の結果を決定するのは米国最高裁判所のみであると認めていた。新型コロナウイルス大流行のため、民主党は次の選挙での郵便投票の大規模利用を提案しているが、これについてトランプ氏は、ここ数ヶ月の間繰り返し批判している。トランプ氏は、郵便投票は投票結果を正確かつ柔軟に集計できないと確信している。何よりも、大規模な投票用紙の改ざんや偽造の脅威について示唆しているのだとトランプ氏は説明した。
トランプ氏はまた、郵便投票によって次の選挙は海外からの不正投票や妨害に弱くなると述べた。