論文を執筆したアリジット・マンナ氏は「天体物理学、化学物理学、生物物理学では単純分子から最も単純な構造のアミノ酸グリシンを生成する方法は科学的進化と生命誕生に大きな意味をもつ」としている。
この発見により金星の大気中に生命の初期形態が存在する可能性が示されたという。
今年9月に米マサチューセッツ工科大と英カーディフ大が金星の雲にホスフィンを検出して以来、金星大気の研究は特に重要性を増している。ホスフィンは生命の存在を示す可能性があるとされている。
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