冷蔵庫サイズの小惑星2018VP1が時速2500マイル以上の速度で地球の方向へ向かっており、11月2日には最も接近する、とタイソン氏は自らのページに投稿した中で記した。
タイソン氏によると、隕石はサイズが小規模であることから、仮に落下したとしても被害は少ないという。そのため、「仮に2020年、世界が滅亡したとしても、それは宇宙のせいではない」とコメントした。
先に米航空宇宙局(NASA)の研究チームが発表したところによると、隕石は日本時間で11月3日0時33分に最も地球へ近く接近する。NASAのデータによると、隕石は地球から38万4000キロの距離を通過するという。隕石が地球に落下する可能性は240分の1(0.41パーセント)とされている。
小惑星は2018年11月3日に発見された。小惑星は地球に接近する軌道を持つ天体グループの1つで、「アポロ群」に属している。地球へ非常に近づくことがあるため、専門家らは潜在的脅威とみなしている。