中国、福島第1原発の放射性物質を含む水の海洋放出についてコメント

© AFP 2023 / JIJI PRESS福島第1原発(アーカイブ写真)
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中国外務省の趙立堅報道官は19日の記者会見で、福島第1原発の放射性物質を含む水の海洋放出について発言した。

趙報道官は「福島での原発事故による放射性物質の漏出は、海洋環境、食品の安全性、人間の健康に深刻な影響を及ぼした。日本政府が自国の市民、近隣諸国、国際社会に対して高いレベルで責任ある態度をとり、原子力発電所のトリチウムを含む排水の処理計画実施の可能性を慎重に評価し、すべての情報を正確かつ透明に積極的かつ迅速に開示することに期待している。日本側が近隣諸国との協議に基づいて決定することに期待している」と述べた。

先に、日本は福島第1原発の放射性物質を含む水100万トン以上を海洋放出する方針だと報じられた。

汚染水の放出は約1年後に始まる。その前に汚染水は徹底的に浄化処理され、除去できないトリチウムのみが残る。トリチウムは大量に摂取した場合のみ、人間にとって危険とされる。国際原子力機関は、十分に処理された汚染水は海洋放出が可能で、環境に害を与えることがないとの見方を示している。

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