アルメニア大統領 EUとNATOにトルコへの圧力を要請 カラバフ問題で

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アルメニアのアルメン・サルキシャン大統領はEUおよび北大西洋条約機構(NATO)に対し、トルコが南カフカスに不安定要因の種をまいているとして、これに圧力を講じるよう呼び掛けた。

アルメニアのアルメン・サルキシャン大統領の公式サイトは「ブリュッセルの全員(編集注:EU)にトルコに圧力をかけるよう呼び掛ける。(中略)トルコの行為はNATOに、その評判と、機構(NATO)が敵から防衛するために存在するという基本的構想に損害をもたらす」とする大統領の声明を掲載した。

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サルキシャン大統領は、トルコはカラバフ紛争に介入してアゼルバイジャン側に加担し、アゼルバイジャンをより広範な地域と パイプライン網への影響力拡大をめざすトルコの前哨基地に変えることで、南カフカスの地政学的状況を変えてしまう、との見方を示している。サルキシャン大統領はアゼルバイジャンにいるシリア人テロリストらが地域の長期的な不安定要因になりうると警告を発した。

アルメニアとアゼルバイジャンは10月10日正午から停戦することで合意、同じく捕虜および遺体の交換、また停戦の具体事項については今後調整することで合意した。ところが同日に双方が停戦違反を非難し始めた

あらためて人道的停戦を10月17日深夜に試みたが、停戦実施後わずか数時間後にアルメニアとアゼルバイジャン両国は相手側が順守していないと訴えた。

ナゴルノ・カラバフ紛争

紛争はナゴルノ・カラバフ自治州がアゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国からの離脱を宣言した1988年2月に始まった。1992年から1994年の武力衝突でアゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフ及び隣接する7つの地域の支配権を失った。
アゼルバイジャンは領土保全を主張しているが、未承認国家ナゴルノ・カラバフは交渉当事者ではないためアルメニアがナゴルノ・カラバフの利益を擁護している。

© Sputnikナゴルノ・カラバフの紛争について何が知られているか?
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