日本の小学校教員が逮捕 児童の上履きを窃盗、「しね」と落書き

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学校の生徒が教師に監視され、蔑みの対象になるということがあるのだろうか? 東京都あきる野市の小学校に通う子どもたちはこの問にはっきりと答えることができる。9月末、この小学校に勤務していた井上浩一容疑者(38)は児童の物品を盗んだ罪で警察に逮捕された。ソラニュースが報じている。

警察の尋問に井上容疑者は児童の持ち物を盗んではいないと犯行を否定しているものの、監視カメラは供述とは逆の事実をとらえていた。教員用の更衣室のロッカーからは児童の上履きが3つ見つかった。いずれもなぜか右足だった。防犯ビデオの映像と同僚の証言から警察はこの教師の犯行とにらみ、逮捕に踏み切った。

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逮捕は9月、井上容疑者が幾人かの児童に対して不審な攻撃を行ったのが事の発端だった。井上容疑者は子どもの防空頭巾に「しね」と書き、絵具セットに「きしょいよきみ」と書いたとして、器物損壊容疑で逮捕されていた。

ところが警察の尋問で井上容疑者はこうした行為を行ったのは児童への嫌がらせではなく、他の教員が自分よりも常に遅く登校し、義務を完全に果たさないことへのうさばらしだったと打ち明けた。同僚の無関心な行為に対してストレスを我慢するあまりにこうした行動に出たと井上容疑者は供述した。

井上容疑者は2017年4月からあきる野市の小学校に勤務していた。この間に児童から寄せられた持ち物の紛失、破損についての苦情は100件以上に上る。警察は今回の件の他にも井上容疑者が関与した犯罪例がないかどうか、さらに調べを進めている。

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