ベイルートの爆発後の瓦礫で少女像を創作

© AP Photo / Hussein Mallaベイルートの爆発
ベイルートの爆発 - Sputnik 日本
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レバノンの彫刻家ハヤット・ナゼル氏はベイルートでの爆発後の瓦礫を使い、悲劇を記憶に留めるための彫像を創作した。

彫刻は事件現場に面して建てられた。テレビ局「アルジャジーラ」が報じた。彫像の土台には爆発が発生した18時8分に永遠に固定された時計が設置された。

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ナゼル氏は非政府組織で活動し、難民や援助が必要な人々の支援を行っている。彫像の創作を始めるにあたりナゼル氏は自身のインスタグラムのフォロワーに爆発によって破損した物を集めてくれるように呼びかけた。たとえば、フォトフレームや壊れた時計などといった物にはシンボルとしての価値があるためだ。

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ナゼル氏は、「ベイルートとその住民たちが経験したことをいつも覚えておくために。なぜなら私たちは忘れたくないし、許したくないから!」と記した。


ベイルートの港では8月4日、TNT換算で1500トンに相当する大規模な爆発が発生した。爆風で数千軒の住宅が全壊するなどの被害を受け、30万人以上が家を失った。また190人が死亡、6500人が負傷した。レバノン内務省によると、溶接作業中に港の倉庫に保管されていた2700トン以上の硝酸アンモニウムに引火して爆発を引き起こした。

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