パレスチナのアッバス議長は声明の中でスーダン政府の対応を批判した。スーダン政府の決定はアラブ連盟の決議に違反するほか、国連安保理決議第1515号に矛盾するとしてしている。声明の中でアッバス議長は「パレスチナ国民とパレスチナ問題を代弁する権利は誰にもない」と記し、米国による仲裁にも反発を示した。
スーダンがイスラエルと関係正常化へ パレスチナは批判
2020年10月24日, 11:15 (更新: 2022年5月4日, 22:35)
© AFP 2023 / Mandel Ngan
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ドナルド・トランプ米大統領は23日、米国の仲介を受けてイスラエルとスーダンが関係正常化に合意したと発表した。これを受けてパレスチナ暫定自治政府のマフムード・アッバス議長は声明を発表し、スーダンとイスラエルの国交正常化プロセスを批判した。パレスチナ通信(WAFA)が報じた。