ブレオ市長は、自分の行動が「数人の犯罪者の邪魔」をしているものの、自分としては「引く気はない」と明言している。ブレオ氏によれば、市長に就任してから市警の警官の数は70%増えており、麻薬の流通をめぐる本格的な対策がとられている。
仏内務省のジェラルド・デルマネン大臣は、ブロン市のあるオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏の知事はブレオ市長の要請を受けて、市長をガードするよう司法に訴えたことを明らかにしている。
こうした脅迫が書かれたのは歴史の教師のサミュエル・パチ氏がパリ郊外で頭部を切断される事件が発生してから1週間後。
10月16日、パリ郊外で歴史の教師のサミュエル・パチ氏が不審者によって頭を切断され、殺害された。パチ氏は授業で預言者モハメッドの風刺画を生徒らに見せていた。殺害の前にパチ氏には名指しの脅迫状が送られていた。パチ氏を殺害した男は警察に銃殺されている。仏反テロ検察のジャン・フランソワ・リカル長官は、襲撃した男は2002年モスクワ生まれのチェチェン人で仏での亡命申請を受理されていた。