シュナイダー司令官は「演習を実施することが日米同盟が常に強化していることを明確に示すことにつながる」と述べたうえ、「日米の統合的な運用の能力は、尖閣諸島を防衛するために戦闘体制の整った部隊を輸送するのに使うことが可能であり、使われることが今後あるかもしれない」と語った。
日米共同演習は26日から行われている。
尖閣諸島をめぐる日本と中国の領有権争いは、私有地だった尖閣諸島を日本政府が2012年9月に購入して国有化した後、悪化した。国有化後、中国船は尖閣諸島周辺を常に航行しており、定期的に周辺水域に侵入している。
尖閣諸島は無人島で、1895年に台湾島とともに日本領に編入された(日清戦争での日本の勝利後)。第2次世界大戦での敗北後、日本は台湾に対する権利を放棄した。中国は、日本が尖閣に対する権利も放棄するよう求めている。
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