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マスク着用で命は救える 数理モデルで顕著な結果

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米国の研究者らの調査で、パンデミック時にマスク着用、社会的距離の遵守を拒否した場合、いかに悲劇的な結果を招くかが明らかにされた。調査結果は「ネイチャー・メディスン」誌に掲載された。

米健康指標評価研究所(Institute for Health Metrics and Evaluation)は2020年2月1日から9月21日までの期間で全米でコロナウイルスに感染し、全壊、死亡した全員に関するデータからCOVID-19感染の数理モデルを編み出した。

Вакцинация добровольцев против COVID-19 в Москве - Sputnik 日本
集団免疫獲得には、人口の52%にワクチンを接種する必要がある
この先にパンデミックがどのような進展を見せるかの調査では、肺炎の季節性、人間の移動、検査レベル、人口1人あたりのマスク着用率といった最も重要な、変化するデータが考慮された。その結果、パンデミックの拡大スピードとその範囲はマスク着用、社会的距離を順守する人の数に直接的に左右されることが裏付けられた。マスクの1つ1つが文字通りCOVID-19の危険から命を守っている。

研究で挙げられた数値のごく一部だけをとっても、マスクの有効性がよく示されている。米国でマスク着用の遵守率が現在の水準にとどまった場合、2021年2月28日までのコロナによる死者数は46万9578人から57万8347人に上る恐れがある。ところが市民の95%がマスクを着用すれば、この数を12万9574人減らすことができる。マスク着用率がそれより少ない85%だった場合でも、6万0731人から13万3077人の人命を救うことができる。

研究者らは、マスク着用と社会的距離の遵守は、大規模なワクチン接種が行われていない中で病気に罹りやすい季節が到来するこれからの時期に特に重要性が高いと強調している。このため研究者らは、たとえマスクがコロナウイルスから100%の防御を果たせないとしても、今回の調査で感染リスクを40%は下げることができると強調している。自分だけでなく、相手もマスクをしていた場合は感染リスクはさらに最小化する。

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