同社によれば、アリババが実施したテストは、スタッフらの会話がスムーズになりはじめ、チャットを通じて上司に直接意見を述べる頻度がより少ないことを示したという。
2020年、グループのスタッフらは、新型コロナウイルスのパンデミック時のリモートワークにより、オンラインの利用頻度がより高くなった。グループ対話のプロセスは、役職の表示はデイスカッション全体にネガテイブな影響を与えることを示した。スタッフらが直接上司と意見交換をする場合、彼らのイニシアティブは低くなる。
新しいルールにより、スタッフらは企業メッセージや内部サイト、またはメールで役職名に代わり職務名を目にすることになる。たとえば、「マーケティングディレクター」は、「マーケティング」と記載されることになる。
また、Cainiao Networkによれば、アリババグループは公開性を追求しており、すべてのスタッフが企業メッセージを通じてCEOをはじめとするあらゆる上司と連絡を取るこちができるという。