エルドアン大統領の風刺画は28日に発売される雑誌の表紙を飾ることになっている。風刺画はすでにシャルリー・エブド紙がツイッターで紹介している。
Erdogan : dans le privé, il est très drôle !
— Charlie Hebdo (@Charlie_Hebdo_) October 27, 2020
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エルドアン大統領は半裸状態で、片手には清涼飲料水を持ち、もう片方の手で召使い女性のスカートをめくっている。イラストには「エルドアン、日常生活は実にヤンチャ」と記されている。
風刺画投稿を受けてトルコ政府はマクロン大統領による「反イスラム教政策」と反発を強めている。
フランスとトルコは現在、パリ近郊で起こった歴史教師殺害事件をめぐり関係が悪化している。フランス政府はイスラム過激派の活動に対する取り締まりを強化しており、これをエルドアン大統領はイスラム教徒に対する攻撃とみなしている。
マクロン大統領は事件を受けて、フランス政府がそうした風刺画の掲載を禁止することはないとした。また、フランスのイスラム教を「国外の影響」から守り、イスラム教寺院への資金援助に対する管理を強化し、「啓蒙されたイスラム教」を確立する必要性を指摘した。
この発言を受けてエルドアン大統領はマクロン大統領に「精神科で治療を受けたほうが良い」とコメントした。
この発言後、フランス政府はトルコ大使を呼び出し、厳重に抗議した。
27日にエルドアン大統領はフランス製品の不買活動を開始するよう国民に呼びかけた。
16日、パリ近郊で歴史教師サムエル・パティさんが首を切断され殺害されるという事件が起こった。パティさんは授業中にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を見せていたという。
マクロン大統領は、フランスにおける分離主義との闘いについて演説し、関連法案が12月9日に提出されると発表した。
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