「魚竜は世界中の海で生息していました。魚竜の発見は、ルースキー島では2回目になります。魚竜の化石の一部は、マガダン州から沿海地方の南部にかけて発見されたことがありますが、非常に断片的なものでした。しかしルースキー島で魚竜は岩の中で部分的および全体が残された状態で見つかります。化石の標本を作る必要がありますが、この石板にはおそらく、骨格の中でも最も重要な部分である頭蓋骨が含まれていると思います。しかし、その頭蓋骨は2億2000年前に(何らかの理由で)引きちぎられている可能性もあります。」
インタビューでボロツキー氏は、石板に頭蓋骨が残っている可能性を否定しなかった。これは、今回発見された化石についてさらなる研究が必要であることを示している。また、この化石の魚竜は軟体動物を食べていたことが分かっている。
2014年にルースキー島で初めて発見された魚竜は、海で最も強力な捕食者ではなかったものの、二枚貝を頑丈なアゴでかみ砕いていたことが判明している。
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