米国防総省 ロシアの超音速兵器の脅威を評価

© 写真 : Минобороны РФアバンガルド
アバンガルド - Sputnik 日本
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北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)と米北方軍(USNORTHCOM)のトップであるグレン・ヴァンハーク司令官は、ロシアと中国の超音速兵器は米国にとって脅威との考えを示した。同司令官の発言は、米国防総省のホームページに掲載されている。

ヴァンハーク司令官は、ロシアの大陸間弾道ミサイル(超音速滑空体)「アバンガルド」は、すでに運用されていると指摘。

ヴァンハーク司令官によると、米国は超音速兵器に対する防御システムの開発が遅れている。そのため、超音速兵器は米国の時代遅れの早期警戒システムに戦いを挑んでいるという。

ロバート・オブライエン氏 - Sputnik 日本
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しかしヴァンハーク司令官は、超音速兵器に対する防衛には、基本的には新しい技術は必要ないと指摘する。同司令官によると、効果的な防衛には、敵の行動に対する認識だけではなく、発射から着弾までの全ての段階を有効に追跡することが必要。

ヴァンハーク司令官は、この防衛に関する取り組みについて国防総省は「正しい方向に向かっている」と評価。同省は、人工知能や機械学習を利用して、地平線を越える視野を持つレーダーやセンサーを開発している。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は6月、今は誰も超音速ミサイルを打ち落とすことができないことから、ロシアは特殊な立場にあると発言した。さらにプーチン大統領は、他国が同様の兵器を保有している場合、ロシアはすでに対抗手段を持っている可能性が高いと述べている。

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