ナイジェリア、武装勢力の襲撃により少なくとも7人死亡

© AP Photo「ボコ・ハラム」
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イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」がナイジェリア北東部の村を襲撃し、少なくとも7人が死亡した。ナイジェリアの日刊紙「デイリー・トラスト」が伝えた。

報道によれば、襲撃されたのはボルノ州のタクラシェ村で、1日の朝、武装勢力の戦闘員らが市民らに対し無差別に発砲したとのこと。これに関連し、多国籍連合部隊のイシャイク・ムサ報道官は、これまでに7人の遺体が発見されたことを明らかにした。遺体の捜索は今も続いている模様。


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また記事によれば、連合部隊とナイジェリア軍は武装勢力に反撃を試みたが、戦闘員の数が大きく上回っていたことから、抵抗に失敗したとのこと。襲撃は3時間ほど続き、多くの住民が行方不明となっているという。戦闘員らは現場から食料や物品を奪って逃走した。

一方、AFP通信はこの襲撃事件について、12人が死亡し、7人が拉致されたと伝えている。

ボコ・ハラムは欧米の価値観に反旗を翻しているほか、国内全土で「シャリーア」(イスラーム法)の導入を主張している。

ニジェール、カメルーン、チャドなど、ナイジェリアの周辺国はボコ・ハラムを敵視しており、治安当局との間で交戦が続いている

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