ウィーン銃撃テロ イスラム過激派が関与か=SITE Intelligence Group

© REUTERS / LISI NIESNER事件現場の警察
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インターネット上でテロ活動を追跡するサイト「SITE Intelligence Group」は、2日夜にウィーンで起こったテロ攻撃にジハード主義者(イスラム過激派)が関与しているとの見方を示している。

同サイトによると、ジハード主義者はウィーンでの攻撃を、過激派組織「ダーイシュ」に対する「米国主導の連合にオーストリアが参加していることへの代償」と宣言しているという。

​これまで報道されているように、ウィーンの銃撃事件では少なくとも15人が負傷し2人が死亡している(死亡者のうち1人は容疑者)。

銃撃はシュヴェーデンプラッツ広場の近く、シュタットテンペルのシナゴーグ(ユダヤ教寺院)の近くで発生。合わせて市内の計6か所で銃撃が行ったとされている。

銃撃の際、治安当局はウィーン市民に外に出ないよう呼びかけた。飲食店や地下に身を隠した市民もいる。ウィーンオペラ劇場では約1000人が「閉じ込められた」形となった。

​オーストリアのクルツ首相はORFテレビで、警察はこの事件をテロ攻撃とみなし、少なくとも通行人1人が死亡したと語った。

現時点の情報によると、攻撃は複数によるもので、そのうち1人は射殺されている。使用された銃器は銃身が長いものだったという。引き続き犯行者の捜索が行われている。

オーストリア内務省はまた、犯行者がウィーンを出た可能性も排除できず、捜索範囲を広げたと発表した。


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