犯行者1名は射殺された。オーストリア内務相によると、射殺された犯行者はテロ組織「ダーイシュ」の支持者だったという。残りの犯行者数名は現在も潜伏中。
ウィーン市民に対してはできるだけ外出を避け自宅にいるよう呼びかけられている。
これより前、米企業「SITE Intelligence Group」はこの事件にジハード主義者(イスラム過激派)が関与しているとの見方を示した。
これまで報道されているように、銃撃はシュヴェーデンプラッツ広場の近く、シュタットテンペルのシナゴーグ(ユダヤ教寺院)の近くで発生。合わせて市内の計6か所で銃撃が行ったとされている。
銃撃の際、治安当局はウィーン市民に外に出ないよう呼びかけた。飲食店や地下に身を隠した市民もいる。ウィーンオペラ劇場では約1000人が「閉じ込められた」形となった。
現時点の情報によると、攻撃は複数によるもので、そのうち1人は射殺されている。使用された銃器は銃身が長いものだったという。引き続き犯行者の捜索が行われている。オーストリア内務省はまた、犯行者がウィーンを出た可能性も排除できず、捜索範囲を広げたと発表した。