米国の大統領選挙の最中、ラビット・ハッシュ市では市長の座をかけた独自のレースが行われた。慣例としてレースにはさまざまな種類の犬が出場する。同市にこの伝統が生まれたのは1990年代で、資金集めが目的だった。希望者は誰でも出場した「犬たち」に1ドル支払って投票することができる。
同市の2020年の市長選挙ではフランス犬のブルドックのウィルバーが勝利を収めた。ウィルバーは2万2985人の有権者のうち計1万3143票を得た。同市のデータによれば、この数は歴代最多となる。
また市長レースでは2位と3位をビーグル犬のジャックラビットとゴールデンレトリバーのポピーが占めた。しかし、負けたとはいえこの犬たちも政界に進出し、ラビット・ハッシュ市の大使に就任した。
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