アン・ハサウェイが演じる同作品の大魔女の手(と指)は、裂手裂足症とよばれる手足の指の欠陥を彷彿とさせるものものだった。このことについて英パラリンピック水泳選手のエイミー・マレン氏は、このようなキャラクターの表現が、手足の違いを持つ人たちに対してネガティブな影響を及ぼす恐れがあると指摘した。
@WarnerBrosUK was there much thought given as to how this representation of limb differences would effect the limb difference community?! @ReachCharity @RoaldFull pic.twitter.com/kiTEAuYt7i
— Amy Marren (@amy_marren) November 2, 2020
マレン選手の意見を受け配給元のワーナー・ブラザースは、この作品が障害を持つ人々を傷つけてしまったことを遺憾に思うとのコメントを発表。プレスリリースでは、同作品は優しさや友情のパワーをテーマにした物語だと述べられている。
ロバート・ゼメキス監督作『魔女がいっぱい』は、ロアルド・ダール原作の同名作品の実写版リメイク(前作『ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!』は1990年公開)。同作品は、魔女によってネズミにされてしまった少年とその友人たちの物語。
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