撮影は「BLACKPINK」のYouTubeチャンネルで公開されている「24/365 with BLACKPINK」の動画シリーズの一環で行われた。メンバーたちは韓国のエバーランド動物園を訪ね、自分たちの手でおとなのパンダのために食べ物を用意し、赤ちゃんパンダ、フーバオの世話をした。
- 記事が投稿された時点で、動画は削除されていた。
メンバーたちの狙いはファンたちの感動を誘うことだったが、中国のネットユーザーたちは、逆にこれに怒りを爆発させ、赤ちゃんパンダに危害を加え、ストレスを与えたとしてグループのメンバーたちを非難している。
韓国のインターネットサイト「Nocutnews」によれば、撮影は11月1日に行われた。またこのサイトからのインタビューに応じたパンダ保護研究センターの代表は、撮影は専門家の監督の下、手指を除菌し、必要な手続きをすべて遵守した上で行われたと述べている。
ほとんどの間、メンバーたちはマスクと手袋を着用しており、手袋を外しているのは、おとなのパンダに食べ物を与えているときだけである。しかし、このエピソードもまた大きな非難を呼んだ。
今のところ、この動画は完全には公開されておらず、プレビューがアップされただけであることから、メンバーたちはこのエピソードの公開を取りやめる可能性はある。記事が投稿された時点で、プレビューは削除されていた。
BLACKPINKはYouTubeチャンネルの登録者数で、世界で4番目に多いアーティストとなったと報じられた。また夏にはYouTube史上最短で、再生回数1億回を突破した。
中国では、パンダは「国宝」と位置付けられ、平和と友情の象徴とされている。ジャイアント・パンダは現在、中国西部と南西部、とりわけ四川省、陝西省、甘粛省の山岳地帯にしか生息していない。竹が豊富な場所にしか生息できないからである。ジャイアント・パンダは現在、絶滅の危機にあり、これにより、世界でもより懸命に保護される動物のひとつとなっている。